イラムカラプテへ④

同じ年の秋、

ひとりで3泊4日。

 

「おかえり」と言われて

「ただいま」と応える。

 

やっと晴れて、

草原でのリトリートや

夕日・朝日・星空をゆっくり楽しむ。

UFOも見る!!

 

暖炉に薪がくべられる季節

火がはぜる音・温もりを感じながら、

アイスを食べる幸せ。

 

燻る香りとアロマの調合。

好きな香り・苦手な香りは嘘をつかない。

 

紅葉が美しい碌山美術館や美鈴湖まで

足を伸ばすドライブも心地よい。

 

 

生まれたばかりの太陽の光に

包まれる瞑想の時間。

神棚に「今日もよろしくお願いします」

と手を合わせる朝。

 

 

草原に裸足で立ったときの

ひんやりとした大地のたのもしさと

わたしの足裏が

草に遊ばれるようなくすぐったい感覚。

 

 

ブランコに揺られ、

子どもみたいにただ風を感じる。

目に映るのは空と草と畑。

フワッと宙に浮いて、

「自分が宇宙の一部だ」って感覚と

地面に足がつく瞬間の

「地球に生きている」実感。

 

「行ってきます」と言って、

帰りの電車に乗る。

 

            秋の風がゆらすのは草木染めの布たち

紅葉の季節も美しい禄山美術館「LOVE IS ART」